大阪市中央卸売市場(本場)と天神祭について

【天神祭と大阪人】
毎年100万人を超える見物客と火と水が織りなす夏の祭典、天神祭と大阪市中央卸売市場本場とは歴史上深い関わりをもっております。
古くから大阪の天満宮は、天満の青果市場、堂島の米市場、雑喉場の魚市場という三大市場を氏地に抱え経済的な支援は云うに及ばず祭りの実際の担い手として天神祭を支えてきました。
市場の商人達は、昔から商売で儲けた金品を神様に奉納し、それを通じて地域に住む人々に還元し地域社会に貢献してきました。

【中央市場と御神輿】
大阪市中央卸売市場本場と天神祭とのつながりは、御神輿(玉神輿)の御縁によるものです。
玉神輿は、今から約160年前の天保11年(1840)に江之子島東之町の町人中が船大工に発注して造らせたもので、神輿頭部に宝玉がついているのがその名の由来で、戦後、中央市場付属商組合の組合長をしておられた江之子島の船大工の子孫が玉神輿をお守りしてこられました。
その玉神輿には、法性房尊意(ほうしょうぼうそんい)の御神霊が乗られているとされていましたが、明治に入って廃仏毀釈のため、御霊が相殿(あいどの)から外され、代わりに明治9年頃、やはり古くから、御本殿の相殿に祀られている天手力男命(あまのたぢからおのみこと)がお乗りになっていると伝えられています。

【市場の若者と内部組織】
明治34~5年頃に大阪市中央卸売市場の中央クラブが主体となって「玉神輿奉賛委員会」が結成され、その後、平成12年に「玉神輿講」と講の名称も改め、今では市場内の12団体が参加(玉神輿講運営委員会)と5つの青年会(玉神輿講18人会)が市場協会の内部組織として責任をもって継承しています。
祭りの渡御に奉仕する5つの青年会の区別は、5色のハンカチ(赤は青果物、青は水産物、ピンクは乾物、黄は漬物、白は綜合直売)で色分けし、総重量2トン(480貫)の玉神輿を約150人の舁き手によって、陸渡御を盛り上げ、厳かななかにも華麗な船渡御にも平成6年から団扇を奉じ女性も参加するようになりました。

(大阪市中央卸売市場 本場 管理棟1階展示パネルより)


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