テレビ大阪株式会社 アナウンサー

テレビ大阪株式会社 アナウンサー 酒井健治 酒井千佳

テレビ大阪株式会社 アナウンサー 酒井健治 酒井千佳

テレビ大阪は開局以来、天神祭の生中継放送を続けており、大阪の天神祭に深く関わってきました。
毎年、局の屋上にステージを設けて番組中継を行っていましたが、今年(2010年)は大川沿いの特設スタジオで中継を行うそうです。

テレビ大阪のアナウンサーである酒井健治さんと酒井千佳さんは、天神祭に実際に参加された経験があり、思い入れをお持ちです。
今年も実際に天神祭番組の中継リポートをされるお二人に、天神祭についてのお話をお聞きしました。

天神祭が縁の始まり

テレビ大阪株式会社 アナウンサー 酒井千佳
司会:
酒井千佳さんは、以前、天神祭ギャルみこしに参加されていたそうですね。
酒井千佳アナ:
そうです。大学2回生のときに、天神祭ギャルみこしに応募して参加しました。
第25回のギャルみこしに参加して「ミス天神橋」に選ばれて、翌年の第26回も参加させていただきました。
ミスに選ばれると次の年にも参加させていただけるということで。
酒井健治アナ:
どうやったらミス天神橋に選ばれるの?
酒井千佳アナ:
元気よく担いでいた人が選ばれるというのがありますね。
ポイントは、「つらい神輿を担ぎながらもずっと笑顔でいること」と、もう一つは、休憩所などでみんなに食事やお茶を配ったり周りに気を遣うなどの気配りをして、「ちゃんとギャルみこし全員のことを考えること」だと思います。
司会:
長い天神橋筋商店街の中をずっと神輿を担いで歩くのも結構大変だそうですね。
酒井千佳アナ:
結構つらいですよね、肩も痛くなりますし。
最初はみんな笑顔なんですけどね。だんだんとつらくなってきて笑顔がなくなってくるんですけど、つらい時ほど笑顔でいることを心掛けました。
第26回も参加させていただいた後に、次の年の第27回もお手伝いという形で、青い法被を着て参加しましたね。
司会:
と言うことは、大学2回生から4回生まで3年間天神祭ギャルみこしをされたんですか。
酒井千佳アナ:
はい、そうなんです。2回生から卒業まで参加して就職しました。
卒業後は金沢の放送局に就職しましたが、地元に戻りたいと思ってテレビ大阪の中途採用試験を受けました。
地元に戻って地縁のある地元のニュースを伝えたいな、という思いをずっと持っていましたので。
司会:
ではこれからも天神祭にも関わっていくことになるわけですね。
酒井千佳アナ:
そうですね。それに
今思えば、私自身がマスコミ関係を志望したきっかけが天神祭だったと思うんですよね。
天神祭を通じてメディアと触れあう機会が多くなったというのもありましたし。
天神祭を作る側から関われるというのはうれしいことだと思っています。

テレビ大阪株式会社 アナウンサー 酒井千佳
酒井健治アナ:
実際に今年の天神祭の番組に、私たちアナウンサーも出演する予定です。

その番組の中で、どんどこ船さんにご協力をいただいていて毎年出している取材船というのがあって。
彼女はその船にタレントさんと一緒に乗って今の状況を伝えるなどの中継をするんです。

ただ天神祭に関しては、番組構成はありますが台本がほとんどないですね。
そこは彼女の経験を活かして(笑)。

酒井千佳アナ:
天神祭のことをよく知っておかないといけないですし、今から勉強しておかないとだめですね。
司会:
当サイトでも結構詳しく天神祭のことを載せていますから是非見て下さいね(笑)。
酒井健治さんは、天神祭の番組ではどのようなことをされてきたんですか?
酒井健治アナ:
これまで私は主に屋上のスタジオで司会などをしていました。
以前、フリーアナウンサーの福留功男さんが、この界隈に縁のある人だということで来られたこともあります。
福留さんがメイン司会をされた時にもスタジオにいましたし、ここ数年はメイン司会をされている西川きよしさんとずっとご一緒させていただいてました。
去年から中継先にも出るようになって、船渡御が終わって宮入する時のリポートなどをしています。
司会:
酒井健治さんは、以前、催太鼓の願人をされていたそうですね。
酒井健治アナ:
はい、大学のときにしてました。
現在、太鼓中の総代をされている島田総代の先代(小原清次)が母方の祖父だったこと、さらに伯父が赤ダスキ(催太鼓の指揮者)をやっていたこともあって、願人をやりたいと当時の祖父と伯父にお願いしたんです。
ただ、願人をやりたいと言った時は、「危ないからやめときなさい」と祖父、祖母、伯父みんなから強く反対されましたね。

催太鼓の太鼓稽古はしますが、名物の「からうす」だけは練習がなくて、本番にならないとできないんです。
太鼓の打ち方や呼吸を合わせる練習をして本番に挑むのですが、ぶっつけ本番ですからね。
私も新子(新人)のときは、最初は怖かったですけどすぐ慣れて、最後の本宮の日になり参道を上がって天満宮の表門の前で「からうす」をやったときには、「もっとやりたい!もうおわりか・・・」と思いましたよ。
司会:
願人になるには年齢制限とかあるんですか?
酒井健治アナ:
だいたい30代まででしょうか。
20歳前後で新子になって、そこから10年間続けるというパターンが基本だと思います。

願人は、太鼓中では神様の分身のような存在なんです。だから何でも願人が優先されます。
そういう意味でも、願人になれたとことはものすごく名誉なことでもあり、また、相当プレッシャーも感じているとは思いますね。
催太鼓から落ちてしまったら当屋の恥になるので、どんなことがあっても落ちられないですし、連帯責任ですから、1人が代わるときにはチーム6人全員代わりますし。
願人は36人いて6人チームで6班あるんですけど、願人は色々な当屋から選出されてクジでチームが決まるんです。もちろん、各チームには必ず1人、ベテランの願人が入りますけどね。

天神祭を若い世代に広めて、もっと知ってもらいたい

テレビ大阪株式会社 アナウンサー 酒井健治 司会:
これからの天神祭に期待することはありますか?
酒井千佳アナ:
私自身、近くに住んでいたにも関わらず、大学に入るまで天神祭をあまり知りませんでした。
実際に行ったこともなかったですし、何とく、ニュースでは見ていましたけど、どんなお祭りなのか正直分からなかったですね。

大学のときにギャルみこしをきっかけに天神祭に入ってみると、とても面白かったし、伝統のある祭なんだということも分かりました。

天神祭の中に入ってみて、若い方も積極的に取り組んでる姿を見てかっこいいなと思いましたし、関わっている人たちの意気込みとか、祭に賭ける思いというのも強く感じましたね。
これからは仕事を通じて、私のように天神祭を知らなかったという若い世代に広めていって、もっと知ってもらいたいと思っています。

司会:
天神祭は意外に知られていなかったりしますもんね。
花火が上がって船が川を航行し人がめちゃくちゃ多い。実はそういったイメージしか持っていなかったり、大阪に住んでいるのに一度も行ったことがないという人も多いと思います。
天神祭の楽しみというか本質を伝えるのはなかなか難しいですね。

個人的にはいろんなイベントがあってもいいんじゃないかなと思います。
今年も平成OSAKA天の川伝説などの新しいイベントが立ち上がりましたし。
酒井健治アナ:
実は、7月7日に行われた「平成OSAKA天の川伝説」は、彼女が取材させていただきました。
今年の天神祭の番組の中でもその取材内容を放送すると思います。

天神祭は、お祭りに関係する皆さんが、天神祭を歴史から知ってもらうような工夫をしていく必要があると思います。
私の中でも、テレビ放送を通じて天神祭の良さとか、天神祭とはといった部分を、視聴者の皆様、特に大阪の皆様に伝えて行きたいなという思いがあります。

私は天満天神御伽衆の一員でもあるのですが、御伽衆になったのは、実際この仕事に関わるようになって、そもそも天神祭とは何かということを知りたかったというのがありまして。
私の親戚が太鼓中に深く関わっていたこともあって、私自身、太鼓中のことしか知らなかったですし、小さな子供のころから天神祭は毎年参加する当たり前のお祭りでしたから、あまりそういったところを意識することもなかったので。

天神祭について知っていくうちに、
特に若い人たちは花火を見てきたとか公園の屋台に行ってきたというのが天神祭だと思っているところもあると思いますので、歴史的なところをもっと掘り下げて天神祭を見てもらうことができれば、もっと興味深く感じてくれるのではないかと思うようになりましたね。
大阪天満宮は、学問の神様 菅原道真公を祀っているということは皆さん知っていると思うのですが、道真公を祀っている1万2千程ある神社の中で、これだけ壮大な祭りをしているのは大阪天満宮だけだと思います。
天神祭は、大阪が全国に誇れる祭りでもありますし、もう少し云われのような部分を知ることができれば、もっともっとお祭りを楽しむことができるんじゃないでしょうか。

天神祭を見に来る人を楽しませる

テレビ大阪株式会社 アナウンサー 酒井健治
酒井健治アナ:
例えば、スタジオに大川のジオラマ模型をつくって、船が動いている状況などを説明するのもいいかもしれませんね。
船の説明を加えながら天神祭の全体像を伝える。
どんな船が出ているか分からないし、そもそも、船渡御とは何か、陸渡御とは何かなどという肝心な部分が伝わっていないのが非常にもったいないですよね。
そういう点を、どういう風に伝え広めていくかというのは非常に難しいと思います。

お祭りは、実際に祭に参加する人と祭を観覧する人がはっきりと分かれるじゃないですか。
お祭りの中にいる人はあまり意識しない部分かもしれませんが、お祭りを外から見て楽しむ人をどう意識して運営していくかというのは、お祭り関係者の今後の課題かもしれませんね。
司会:
天神祭も観覧席を設けますが、他のお祭りと比べると少ないといった声も聞いたりしますしね。
酒井健治アナ:
天神祭は都市の祭であり、また良い意味で伝統があるお祭りですので、柔軟にすぐに変えていくというのは難しいとは思いますけれども。
川岸の観覧席をもっとたくさん設けるとか、造り物をあちらこちらに飾るとか、お祭りを実際にやる人たちがどんどん提案していけばもっといいと思いますね。
天神祭はその昔、船渡御ルートを上流に遡る今のルートに変更するなど、柔軟な発想があると思いますので、変えていくのは可能なのではないでしょうか。
司会:
そうですね。歴史ある良き伝統を残しつつ新しい試みにチャレンジしていければいいと思いますね。
酒井健治アナ:
酒井千佳アナウンサーが参加したギャルみこしは、30年前の当時、新しい発想でスタートしたと思うんです。ギャルみこしを始めたことで、今まで天神祭にあまり興味がなかった人たちが天神祭に目を向けたという面もあると思いますし、良い試みだったんじゃないかと。
彼女のように、ギャルみこしに参加したことが縁で、天神祭を伝える側になっている人もいるわけですから。
天神祭は色々な人に影響力を与えるすごいパワーをもっていると思うのですが、地元の市民がやるというのも限度があると思いますし、私たちも含めて天神祭の中にいる人たちが率先して変えていかなければならないのかなと思っています。
                  (取材写真・文書:アリエリンクス株式会社 松寿 英次)

酒井 健治 (さかい けんじ) 酒井 健治 (さかい けんじ)
■出身地/大阪府寝屋川市
■入社年/1997年(91年〜福岡放送を経て)
■担当番組/スポーツ中継(野球・ゴルフなど)、ニュース
酒井 千佳 (さかい ちか) 酒井 千佳 (さかい ちか)
■出身地/兵庫県伊丹市
■入社年/MRO北陸放送を経て2010年入社
■NEWS BIZ水曜日「早mimi」、 おとな旅あるき旅

テレビ大阪 http://www.tv-osaka.co.jp/


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