よみやさい
大阪天満宮の本殿で宵宮祭が執り行われる。


ほこながしぎょうれつさんしん

宵宮祭の後、鉾流神事を行うため行列が出発する。
天満宮より神鉾講を中心として高張提灯、先祓金棒を先頭にし、神童を前に渡御列が鉾流橋の斎場に向かう。
ほこながししんじ

天暦五年(951年)、社頭の浜から神鉾を流し、その漂着地を斎場と定め御神霊をお移しし「みそぎ」を行いました。
その際に、神領地や崇敬者が船を仕立て御神霊を奉迎したのが天神祭の起源とされています。
毎年、天神祭宵宮(7月24日)の朝、巫女の舞などによる水無月祓の神事を行った後、神童、神職、楽人が乗った斎船が鉾流橋の斎場から堂島川の中ほどに漕ぎ出されます。
この船の上から神童の手によって神鉾が流され、ご神意をおうかがいすることによって天神祭の幕が上がるのです。
なお例年、祭典中に型代(かたしろ)を薦に包み神鉾と共に川へ流していましたが、2009年からは水溶性素材を用いて奉製した型代(人形)を直接川中に流すこととなりました。
大祓とは、自らの罪穢れとそれによる災気とを六月と十二月の晦日に祓い清め、人間本来の清き明るき誠の心に立ち帰らせしめ、社会生活を安定せしめる神代以来の儀式です。
人間は元来、神々から明るく清らかな「霊」を授かっていますが、日常生活の中で知らず知らずのうちに穢れを心身に受け、心が汚れれば身がすさみ、身が汚れれば心がみだれ、これらの心身の汚れが積み重なり、他人に迷惑を及ぼす罪を生み、その罪によって社会が乱れます。
故に、お互いが幸福な生活を営み平和な社会を築くためには、何よりもまず罪穢れを祓い清め、本来の清らかな姿に立ち返ることが肝要であります。
一年を二季に分け、天下の罪穢れを祓う大祓式が、神代以来の伝統を継ぎ、国家の重儀として奈良時代の「大宝令」や平安時代の「延喜式」に規定執行され、やがてこれが神宮神社に伝わり、大阪天満宮でも六月の水無月の祓(夏越の祓)と十二月の師走の祓(年越しの祓)とが、毎年厳粛に執り行われます。
また、日本三大祭の一つ、大阪の夏をいろどる天神祭も水無月の祓に起源するものと伝えられています。
大阪天満宮では、広く皆さんにこの大祓の意義をご理解いただき、より幸福な日常生活を営んでいただくため、大祓の儀式に用いる人形を一般の方々にお領ちしております。
この人形にご家族一人一人の住所、氏名、生年月日を記し、左右左と肩をさすり、息を吹きかけることによって自らの罪穢れをこの人形に託します。そして大祓の終了後、故実に従い祓いやります。
この水無月の大祓は天神祭鉾流神事として行われます。
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